そこがまた職人気質

ゴム印イメージ

家の近所にははんこ屋さんがあります。
私の家も商売をしているので、ゴム印を注文したりしてたまに店舗におじゃましまする事がありますが、静かです。

ご夫婦ではんこを作っていらっしゃいますが、奥さんに聞いたところ、仕事中は殆ど口をきかないというのです。
静かに黙々と彫刻等をうごかしています。

旦那さんの方は、愛想も悪く根っからの職人という感じの方です。
でも何年か前に、雪人形を作っているところを見た事がありますが、すばらしく良い出来で雪でありながらかなり細かいところまで作られていました。
手先の器用さが見事に発揮された作品でありました。

旦那さんは自分の知る限りでは確か二代目ですが、いかにもこの仕事が好き、といった感じでお客様が行っても応対は奥さんが一人でしていて、仕事に集中してわき目もふらずこの道一筋!といったタイプです。

常に静かなのでしゃべるトーンも低く、普通の音量で私がしゃべるとにらまれそうでした。
そこがまた職人気質といいますか、例えば大工さんや染物屋さん、表貝師さん、建具やさん等いろいろな職業にたずさわる人たちにも共通しているところなのかもしれません。

そういう人たちは一代目であれ二代目であれ自分の職業に誇りを持っています。
地味で、あまり陽の目を見るような職種ではないけれど、日本の伝統的な仕事でもあるし、コツコツと良い仕事を続けていることは周知の事です。
是非とも体に気をつけて立派なはんこ屋さんを続けて欲しいと思います。

ページの先頭へ